SUCHART SAPSIN SHADOW PUPPET

FOLK MUSEUM

​スチャート・サプシン影絵博物館

タイにはいくつかの影絵劇があるが、そのうちのひとつ”ナンタルン”と呼ばれる影絵劇はインドネシアから入ってきたといわれ、タイ南部の伝統芸能となり古くから庶民の間で親しまれてきた。

南部では現在でも寺院での宗教行事や祭りなどがあると頻繁に見ることが出来る。

ナンタルンで使われる人形は牛や水牛の皮などに細かい透かし彫りを施し、その革に色を入れ、光を投影したときにその美しさが全てスクリーンに映し出される。

そして本格的な影絵の上映は数人のグループで行われ、スクリーン裏の最前線でたった一人で人形を操りながら台詞やナレーションを話す人は”ナーイナン”と呼ばれ、たくみに人形を操り人形に命を吹き込む。

その後ろには音楽隊が座り、ストーリーの展開に合わせて盛り上げる。

スチャートサプシン氏はナンタルン芸能でタイ王国国家芸術家として2006年に認定され、ナンタルン芸能の保存と継承に努めてきた人物で日本でも文化交流で来日しナンタルン上映をしたことがある。

残念ながらスチャート氏は2015年に77歳で亡くなられ、現在博物館は同氏のご家族が引き続き運営しており、人形の制作や影絵劇の上映などを行っている。

普通の民家の様な入り口なので分かりづらいが、ソイ・シータンマソック3を入ってすぐ右手にある。

見学できる施設は全部で4棟で、一番奥のオレンジの看板の建物が年代ものの人形が展示してある博物館棟。

右手の建物は1階がナンタルンに関するグッズの販売所で実演もしている。

​2階にはサイズの大きいナンタルン人形が展示してある。

左手写真外には小劇場がある。

見学できる施設は全部で4棟で、一番奥のオレンジの看板の建物が年代ものの人形が展示してある博物館棟。

右手の建物は1階がナンタルンに関するグッズの販売所で実演もしている。

​2階にはサイズの大きいナンタルン人形が展示してある。

左手にはミーティングスペースと写真外に小劇場がある。

ナンタルン人形を制作するスチャート・サプシン氏

博物館

博物館棟は2階建てで、2階が主な展示室になっている。 

第2次大戦中のナンタルン人形。

​戦時中の物資不足や社会状況からこの時期の人形はサイズが小さいものが多い。

​200年以上前のラーマキエンのナンタルン人形。

ワーヤングーレวายังกูเละとはマレー系のナンタルンの呼び名。深南部ではナンタルンをワーヤングーレと呼んでいるらしい。

ナンタルン劇で定番のキャラクター。

左・ルーシーฤๅษี(仙人)

中・イスワンพระอิศวร(シヴァ神)/牡牛に乗ったイスワンの動きは躍動的

右・プラーイナーボットปรายหน้าบท/ストーリーテラーの様な役目を果たすキャラクター

着色は食紅など料理に使われる天然の物を利用している。

展示ケースの上にもナンタルングッズが飾られているので隅から隅までチェック。

ナンタルンに欠かせない楽器。

一番耳に入るのはピーと呼ばれる木管楽器。(写真中央下)縦笛の様な形をしている。

他に

左・タップทับ(太鼓)

中央下・コーンクーฆ้องคู่(鐘)

左上・モーンโหม่ง(銅鑼)

中央・ソーซอ(弦楽器)

など。

壁にかけてある四角い鮮やかな模様の物は植物で編んだテーブルの様なもので、ナンタルン人形を運搬する際に使われる。

スチャートサプシンの家

1階はお土産から美術品レベルのまでナンタルン関係の物を取り扱うショップになっており、2階は大きなサイズのナンタルン人形が多数展示してある。
 

1階では実際ナンタルン人形を制作する様子も実演してくれる。

人形は実際使える大きな物からキーホルダーサイズまで様々。

せっかくナコンシータンマラートまで来たなら、本当の職人が制作した物をここで仕入れたい。

作業場所というのは、製作手順や雰囲気を垣間見れて面白い。

一般的に目にするのは完成品や影絵の演目であって、そこに至るまでが実は興味深い点が沢山ある。

こういう工房を訪れていつも思うのは至って一般的な道具を使っているということ。

壁にはサプシン氏が日本を訪れた時の写真が飾ってあった。

制作道具

制作道具。

​着色は食紅。

2階展示ルーム

サイズが大きいのは子供たちに分かりやすいためなのだそう。

​ナンタルン劇場

結構な人数を収容できる劇場。

劇を見るには予約が必要。

​もしくは団体が来ていそうな土日などにいくとみられるチャンスがあるかも?

スクリーンの裏手

スクリーンの表

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